連日雨ですね。出かける用事のある日の雨ほど鬱陶しいものはありません。でも出かけない日に降っている静かな雨、これは結構好きです。しとしとと降る雨の音を聞きながら眠りに落ちたりなんかしている時が心地よいのです。あくまで静かな雨ですよ。うるさい雨は逆に眠れなくなってしまう。
先日、新木場のSTUDIO COASTが閉館になることが発表されましたね。多くの音楽ファンが落胆したことと思います。かくいう私もその一人です。
とはいえ、私自身は一度しか行ったことがありません。その一度は「女王蜂」と「TK from 凛として時雨」の対バンでした。ワンドリンクはジントニックを飲んだなあ。ハイネケンのロゴが描かれたカップに入れられたジントニック。割と鮮明に覚えている。ライブもとてもいいものだった。想像してたよりも遥かに二つのバンドの相性が良かった。
STUDIO COASTの看板にはその日のライブのタイトルがネオンの文字で表示されますよねえ。新木場名物。あれがなくなるのかあ、と思うと1度しか足を運んでいないような場所でも、悲しい。いや、というか普通にライブハウスがまたひとつなくなってしまうことがすごく悲しいし悔しいし、焦る。音もなくエンタメが崩壊していく、ような気がして堪らなくなる。
私にはどうしようもない。少なくともスタジオコーストがなくなってしまうことに関してはもう私やオーディエンスやプレイヤーの力ではどうにもならないだろう。でもこの先、またひとつ、またひとつとライブハウスが消えていくのを見るのは嫌だなあ。どうにかできないものか、、、正直、この感染状況のなかではいくら感染対策を徹底しているとはいえ「私は」ライブハウスにライブを見にいくことができない。するとできることはグッズを買うか、オンラインライブの配信チケットを買うこと。これくらいなのかな。
不甲斐ないや