Nみ’s Art Aqua Rium

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赤茶色の小石

 

 

 

 喫茶店の周りに敷かれた石の上をよちよち歩いてる蟻を見てたらブログを更新していないなあとふと思い出しました。たまには窓の外を見ることも大事だ、と。なるほど。

 

 

 

 

 

 

 ずっとフカフカのカーペットにあぐらをかいてきた私ですが今年こそ一歩歩みを進めたいのです。窓の外を眺めていないで、扉を開けて、踏み出さねばならぬのです。いつかいつかと言ってきたけど、その時が来た、というかむりやりこじ開けてやろうかと思って、引き出しや窓や扉を。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 私の好きなミュージシャンは大体がクラシック畑で英才教育を受けながらその類い稀な知識やスキルをポップスに昇華させている大天才、もとい、大変態である。

 かくいう私の創る音楽はそんな大変態たちとは程遠い赤ちゃんレベルのギタースキルだけを頼りに創る凡庸なものである。そもそも私のギタースキルを赤ちゃんに例えようもんなら赤ちゃんに失礼なくらいだ。赤ちゃん、すみません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 勝負をしかけたい。24年生きてきてまだ勝負したことがない。いや、なくはないが、途中棄権した。畳に上がって少し組み手を交わしてから相手を突き飛ばしてゆっくりと降りていったってところだろうか。

 このまま勝ちもせず負けもせず歳をとるのが怖い。ただでさえ空っぽの私が、質量だけ増やしながら透明になっていくような感覚。気持ち悪いしカッコ悪い。せめてデロンデロンになるまで負けてから大人になりたい。

 

 なに言ってんだ、私。上手いこと言おうとするといつも着地点を見失う。見切り発車しないでおくれよ、私。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ポップス信者として尊敬するのはやっぱり星野源と藤井風だ。藤井風を知る前は星野源がいなくなったら日本の音楽が廃ると危惧していた。J-POPって星野源で成り立ってると思ってたから。でも藤井風出てきて安心した。大変態がまたひとり世に放たれた。というか、他に大変態がいることにも気付けたし、私の心は平穏に保たれている。ほくほく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 さすがにあそこまではいけないし、いこうとも思わないし、私が勝負を仕掛けたいのは他者じゃなくて、他でもない私自身なのである。納得のいく音を生み出したい。歌を歌いたい。

 

 ジャンルとしては同じポップスになると思うけど、2人のことはこれからもJ-POPの大変態として尊く感じていたい。

 

 そして私は飽きるまで音を創り出して歌い続けていたい。自分で満足しながら他にちやほやされたい。となりのあの子にも憧れのあの人にも知らないそこの人にも向こうの人にも向こう側の人にも簡単に届く時代だ。人知れずしれっと届いてくれ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 さあ、創るぞ。